【1月23日】今日は「電子メールの日」。朝届いた「アレどうなった?」という7文字の恐怖と、センター問い合わせの思い出。

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おはようございます。kinystaです。

今日は2026年1月23日、金曜日。 最強寒波は依然として居座っており、スマホを持つ指がかじかんでうまく動きません。 そんな極寒の朝、私のAndroidスマホが震え、同居人からのLINE通知を表示しました。

メッセージはたった一言。 「アレどうなった?」

……アレ? 「アレ」とは何でしょうか。 昨日頼まれたゴミ出しのことか(出したはず)、隠しておいたプリンが見つかった件か(食べてないはず)、それとも来月の旅行の予約のことか(忘れてた)。 文脈のない指示代名詞ほど、人間の想像力を悪い方向へ掻き立てるものはありません。 私は震える指で「既読」をつけてしまう恐怖と戦いながら、この「アレ」の正体を突き止めるべく、過去のトーク履歴を必死にスクロールしていました。

そんな冷や汗をかきながら検索してみると、今日1月23日は、まさにこうした「文字によるコミュニケーション」を考えるのにふさわしい記念日であることが分かりました。 今日は、「電子メールの日」です。

1994年、「1(い)2(ふ)3(み)」の日に生まれた記念日

なぜ1月23日が「電子メールの日」なのか。 これは1994年(平成6年)に、電子メッセージング協議会(現:JIPDEC)が制定したものです。 由来はシンプルに語呂合わせ。 「1(い)2(ふ)3(み)」で、「E-ふみ(E文=いい文・Eメール)」ということらしいです。

1994年といえば、まだWindows 95が発売される前。 インターネットが一部のマニアのものだった時代に、「Eメール」という言葉にスポットを当てた先見の明には驚かされます。

「Re:Re:Re:」と「センター問い合わせ」のノスタルジー

30代以上の皆さんにとって、「電子メール」といえば、パソコンのEメールよりも「携帯電話のキャリアメール」の思い出が強いのではないでしょうか。 docomo.ne.jpezweb.ne.jp といったドメイン。

好きな人からの返信を待つ間、電波が悪いわけでもないのに、無意識に連打してしまった「センター問い合わせ」ボタン。 「メールはありません」という無慈悲な表示に一喜一憂したあの頃。 件名に「Re:Re:Re:Re:」と無限に増えていく返信の証。 文字数制限の中に想いを詰め込むために駆使した半角カナ。

あの頃のメールには、今のLINEのような「既読」機能もなければ、スタンプもありませんでした。 だからこそ、「届いているだろうか」「読んでくれただろうか」という「行間を読む時間」が存在しました。 不便だったけれど、そこにはデジタルな文字に乗った、確かな情緒があったように思います。

現代の「即レス」社会とAndroidの予測変換

ひるがえって、2026年の現在。 私たちはスタンプ一つで感情を伝え、既読マークで安否を確認し合っています。 便利にはなりましたが、情緒はどこへ行ったのか。

私はAndroid派として、GoogleのGboard(キーボード)の優秀な予測変換に助けられています。 「あり」と打てば「ありがとうございます」が出る。 「おせ」と打てば「お世話になっております」が出る。 思考停止で会話ができるこの快適さ。 しかし、その便利さが仇となり、時に私たちは「主語」を省略しすぎたコミュニケーションをしてしまうのです。

そう、冒頭の「アレどうなった?」のように。

結論:「E-ふみ(いい文)」とは何だったのか

さて、会社に着くまでの間、私は生きた心地がしませんでした。 「アレ」とは何か。 もしや、昨日こっそり買ったガジェットの領収書がバレたのか? 最寄りのコンビニで、気を落ち着けるためにホットコーヒーを買い、「iDで」と震える声で決済しました。 (このタッチ決済の一瞬だけが、私の心の平穏です)

そして意を決して、同居人に返信しました。 「アレって、何のことでしょうか……?」

数分後、返ってきた答えはこうでした。 「アレクサ(Alexa)。朝から反応しないんだけど、Wi-Fiの設定どうなった?」

……「アレ」は、指示代名詞ではなく、「スマートスピーカーの愛称の略」だったのです。 そういえば昨日、Wi-Fiルーターの再起動をして、設定が変わっていたのを忘れていました。 怒っていたわけでも、隠し事がバレたわけでもなかった。 ただ、スマート家電が動かないことへの事務的な問い合わせでした。

私は安堵のあまり、電車の中で大きく息を吐きました。 「1(い)2(ふ)3(み)」の日。 確かに「いい文(E-mail)」を送るのは難しい。 たった2文字の省略が、受け手の寿命を縮めることもあるのです。

皆さんも今日は、大切な人にメールやLINEを送る際、主語と述語をしっかり書いた「E-ふみ」を心がけてみてはいかがでしょうか。 私は帰ったら、動かないアレクサと、機嫌を損ねたかもしれない同居人の再設定(ご機嫌取り)に奔走しようと思います。

それでは、行ってきます!

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