おはようございます。kinystaです。
今日は2026年1月8日、木曜日。 お正月気分も完全に抜け……と言いたいところですが、私は今朝、再びお正月が来たかのような興奮状態にあります。
実は昨夜、冬物のコートのポケットから、一枚の「銀色のコイン」が出てきたのです。 普段使っている100円玉や500円玉よりも一回り大きく、重厚な輝きを放つその硬貨。
「これ、もしかして……伝説の記念硬貨では?」 「額面1万円、いや、プレミアがついて数万円の価値があるのでは?」
私の脳内電卓はフル回転。今日のランチは回らない寿司か、それとも鰻か。 そんな皮算用をしながら、コーヒーを飲んでテレビをつけた瞬間、私の背筋を凍らせるニュースが飛び込んできました。
今日は、私の手元のコインが「お宝」か「紙切れ(鉄クズ)」かを検証する前に、世間を騒がせている「偽造記念銀貨事件」について解説します。
記念銀貨の偽造グループ、ついに逮捕
今朝のニュースによると、警視庁は昨日7日、偽の記念銀貨を金融機関で換金したとして、偽造通貨行使の疑いで男4人を逮捕しました。
使われたのは、1986年に発行された「昭和天皇御在位60年記念1万円銀貨」の偽物。犯行の手口は、都内の信用金庫などで「両替」を申し込み、偽物を本物のように装って現金化するというもの。 なんと、昨年4月以降だけで、全国の金融機関から約630枚もの偽銀貨が見つかっているそうです。
なぜ「記念硬貨」が狙われるのか?
通常、私たちが使うお金(現行貨幣)は、透かしやホログラムなど、最新の偽造防止技術が使われています。 しかし、数十年前に発行された記念硬貨は、現在の技術に比べると偽造のハードルが低い場合があります。 さらに、普段見慣れていない硬貨なので、窓口の職員も「本物かどうか」の判断が難しく、そこを突かれた形です。
通貨偽造は「重罪」です
「たかが偽コイン」と思ってはいけません。 通貨偽造・同行使罪は、「無期または3年以上の拘禁刑」という非常に重い罪です。 国の信用の根幹を揺るがす行為ですから、当然ですね。
もし皆さんの家に、見慣れない記念硬貨があったとしても、フリマアプリなどで安易に売買せず、まずは専門家に鑑定してもらうのが安全かもしれません。
私の手元の「銀貨」の正体
さて、ニュースを見て震え上がった私は、改めて手元の「お宝コイン」を凝視しました。
「まさか、これも……?」 「いや、そもそもこれは本物なのか?」
もしこれが偽造された1万円銀貨なら、私はランチで豪遊するどころか、警察署でカツ丼を食べることになります(今は出ないそうですが)。
私は震える手で、コインの刻印を確認しました。 ニュースに出ていた本物は、「日本国」「壱万円」という文字と、美しい「日の出と瑞鳥」のデザインが描かれています。
私のコインはどうでしょう。 表面には、何やら勇ましい鷲(ワシ)のような絵柄。 そして裏面には、アルファベットで文字が刻まれています。
『THE UNITED STATES OF …』
アメリカのコイン? ドル銀貨? だとしたら、円安の今、結構な価値になるのでは!?
私はさらに目を凝らして、その下の文字を読みました。
『… AMUSEMENT PARK』 『NO CASH VALUE』
……ん? アミューズメント・パーク? ノー・キャッシュ・バリュー?
結論:価値のない「宝物」
私が握りしめていた「銀貨」。 その正体は、10年以上前に行ったアメリカ旅行の際、現地のゲームセンターで使い切れずに持ち帰った「ゲーム用メダル」でした。
額面、ゼロ円。 両替、不可。 使用用途、現地のゲームセンターのみ(恐らくもう潰れている)。
偽造通貨ですらありませんでした。ただの「金属の円盤」です。 逮捕される心配はなくなりましたが、同時に今日の「回らない寿司」の夢も露と消えました。
「NO CASH VALUE(金銭的価値なし)」 コインに刻まれたその言葉が、私の浮かれた心に突き刺さります。
やはり、楽をして儲けようなどと考えてはいけませんね。 昨日のスマホの記事でも言いましたが、地道に節約し、地道に働く。 それが一番です。
というわけで、今日のランチは「回らない寿司」から「回らない(電子レンジのターンテーブルがない)職場のレンジで温めるカップ麺」に変更します。
皆さんも、家から出てきた怪しいコインにはご注意を。 それでは、行ってきます!