おはようございます。kinystaです。
素晴らしい3連休の中日、日曜日。 皆様、いかがお過ごしでしょうか。 昨日の記事で「通知を切れ」「何もしない」と高らかに宣言した私ですが、今朝は少し早い時間に目が覚めてしまいました。
なぜなら、私の家のリビングに、張り詰めた「緊張感」が漂っているからです。 平和なはずの連休の朝食時、向かいに座る同居人からの視線が、まるでVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)のように鋭いのです。
今日は、そんな家庭内の不穏な空気を感じつつ、サッカー界で大きな波紋を呼んでいる「ある監督の対応」について、一人の社会人として、そして一人の「被告」として考えたいと思います。
「勝てば官軍」はもう通用しない?
昨日のスポーツニュースで、気になる話題がありました。 昨年の天皇杯王者であり、Jリーグでも強豪の地位を築いたFC町田ゼルビアの黒田剛監督に関する報道です。
報道によると、黒田監督はスタッフへの暴言や、意に沿わない選手を「造反者」と呼んで排除するなどの行為により、Jリーグから「けん責処分」を受けました。 内部に自浄作用がなかったことも問題視されています。
しかし、世間がさらにざわついたのは、その後の対応です。 処分後、初の公の場となった取材で、監督はこう発言しました。
「過去を振り返ることなく、気持ち新たに頑張ろうという日なので。それはそれで終わったこととして、ノーコメントで」
広報担当者も「クラブの判断で」とコメントを控えたそうです。
リスク管理と「愛されるクラブ」
この記事を読んで、私は「危ういな」と感じました。 もちろん、黒田監督の実績は素晴らしいものです。高校サッカーの名将からプロに転身し、就任1年目でJ1昇格、翌年には天皇杯優勝。 結果だけ見れば、文句のつけようがない「名将」です。
しかし、現代社会において「結果を出せば何をしてもいい(勝てば官軍)」というロジックは、もはや通用しません。 記事でも触れられていますが、アビスパ福岡では、コンプライアンス違反(パワハラ疑惑など)により、新体制初日に監督が契約解除されるという事態も起きています。 一度「ブラック」なイメージがつくと、スポンサーが離れ、サポーターが離れ、チームは崩壊するリスクがあるのです。
「過去は振り返らない」という言葉は、ポジティブに聞こえますが、不祥事の文脈で使うと「反省していない」と受け取られかねません。 企業でもそうですが、不都合な真実に対し「ノーコメント」を貫くと、大抵の場合、火に油を注ぐ結果になります。
私が試みた「黒田メソッド」の失敗
さて、話を私の家のリビングに戻しましょう。 冒頭で触れた「張り詰めた空気」。 実はこれ、昨夜発生したある事件が原因です。
事件名:「冷蔵庫の高級プリン消失事件」
同居人が楽しみに取っておいた限定プリンが、今朝、忽然と姿を消していたのです。 そして、ゴミ箱には空の容器が捨てられていました。 犯人は明白。深夜に小腹が空いて魔が差した、私です。
朝食の席で、同居人は静かに問い詰めました。 「私のプリン、食べた?」
この絶体絶命のピンチ。 私は、さきほどのニュースを思い出しました。 「そうか、強いリーダーは過去を振り返らないんだ」 「結果(美味しい朝食を食べること)が全てだ」
私はコーヒーを一口飲み、黒田監督の言葉を借りて、威厳を持って答えました。
「その件については、私が喋ればまた議論になる。過去を振り返ることなく、気持ち新たに休日を楽しもうという、今日はそういう日なので。それはそれで終わったこととして、ノーコメントで」
完璧な危機管理対応……のつもりでした。
結論:家庭に「自浄作用」はあった
私の発言から1秒後。 リビングに雷が落ちました。
「はぁ!? 何言ってんの? ふざけてるの? 弁償!! 今すぐ!!」
クラブ(家庭)の判断でノーコメント? そんなものは通用しませんでした。 我が家のコンプライアンス部門(同居人)は極めて優秀で、自浄作用が働きまくりです。
結果、私はこの3連休の貴重な時間を割いて、遠くのデパートまで同じプリンを買いに行く「社会奉仕活動」を命じられました。 さらに、追加制裁として、今日の夕飯のメインディッシュ抜きという処分も検討されています。
やはり、悪いことをしたら素直に謝る。 過去(昨夜の過ち)をしっかり振り返り、反省の弁を述べる。 それが、組織においても、家庭においても、スポンサー(同居人)との契約を維持する唯一の道なのです。
サッカー界の名将と、ただのプリン泥棒を同列に語るのはおこがましいですが、教訓は同じです。 「説明責任から逃げるな」。
皆様も、家庭内での不祥事にはくれぐれもご注意を。 同居人に対する「ノーコメント」は、火に油を注ぐだけですよ。
それでは、プリンを買いに行ってきます。 良い休日を!