こんばんは。kinystaです。
日付が変わって、1月13日、火曜日。午前0時です。 成人の日を含む3連休が、たった今、名実ともに息を引き取りました。
絶望的な火曜日の始まりに、布団の中で震えながらスマホのニュースフィードを更新していると、眠気が吹き飛ぶような「まさかの速報」が飛び込んできました。
群馬県前橋市の市長選挙の結果です。 昨年末、「既婚の男性職員とラブホテルに複数回通っていた」という、昼ドラ顔負けのスキャンダルで辞職した小川晶(おがわ・あきら)前市長が、なんと再選を果たしたというのです。
今日は、この「不倫スキャンダルからの生還」という稀有な事例と、それを許した有権者の心理、そして私の家の「決して許されない鉄の掟」について、深夜のテンションで語ります。
「ホテル」で辞め、「ホテル」で勝つ
まずはニュースの概要を整理しましょう。
昨年11月、小川氏(43)は、部下の既婚男性職員とラブホテルで密会していた事実を認め(男女関係は否定していましたが)、辞職に追い込まれました。 普通なら、これで政治生命は終わりです。 しかし彼女は「背水の陣」で出直し選挙に立候補。
そして昨日(12日)行われた投開票の結果、新人4人を破り、見事に返り咲いたのです。 投票率は前回を上回る47.32%。関心の高さが伺えます。
皮肉すぎる「勝利宣言」の場所
私がこのニュースで最も膝を打ったのは、彼女が当選確実の報告を受けた場所です。 記事にはこうあります。
「小川氏は前橋市内のホテルで、支援者らを前に……」
ホテル!! そこは避けるべきだったのでは? と思うのは私だけでしょうか。 「ホテル問題」で辞めた人が、再選の喜びを「ホテル」で噛み締める。 この強烈なアイロニー(皮肉)こそが、彼女のメンタルの強さを物語っているのかもしれません。
なぜ有権者は「許した」のか?
通常、日本の社会は「不倫」や「下半身のスキャンダル」に極めて厳しいはずです。 なぜ彼女は勝てたのか。
理由は明白で、「実績(実利)」があったからです。 彼女は1期目(といっても1年9ヶ月ですが)に、「小中学校の給食費無償化」などの子育て支援策を実現していました。
有権者は天秤にかけたのです。 「プライベートが潔白だけど、何もしない人」と、 「プライベートは真っ黒だけど、給食費をタダにしてくれる人」。
結果、前橋市民は後者を選びました。 「反省してしっかり働け」という言葉には、「プライベートはどうでもいいから、俺たちの生活を楽にしろ」という、極めてドライで現実的なメッセージが込められているように感じます。
これはある意味で、日本の選挙が「イメージ戦」から「実利戦」へと成熟(あるいは変質)した瞬間なのかもしれません。
我が家の「同居人」ならどうするか
さて、ひるがえって私の家庭(行政府)の話です。
もし私が、小川市長と同じことをやらかしたらどうなるか。 「他の人とホテルに行きましたが、家事はしっかりやります! お金を稼いできます!」 そう訴えて、再選(関係修復)を求めたとしたら。
間違いなく、即日解任です。 選挙戦にすら持ち込めません。 我が家の最高権力者である同居人は、「実利」よりも「規律(モラル)」を絶対視する独裁者だからです。 給食費を無料にしようが、豪邸を建てようが、裏切り者は市中引き回しの上、永久追放となるでしょう。
そう考えると、前橋市民の皆さんはなんて心が広いのでしょうか。 あるいは、それだけ生活防衛に対する切実さが勝ったということなのでしょうか。
結論:仕事で返すしかない
小川市長のコメント、「多くの皆さんから、反省してしっかり働けと託してもらった」。 これは重い言葉です。 もう二度と「ホテル」でニュースになることは許されません。次は、公約実現というニュースで紙面を飾る義務があります。
私も明日(今日)から仕事です。 幸い、私にはホテルに行く相手も甲斐性もありませんが、同居人の機嫌を損ねないよう、真面目に働き、真っ直ぐ家に帰ろうと思います。
それでは、激動の火曜日。 スキャンダルのない平穏な一日になりますように。 おやすみなさい。